LinkedIn広告のサイズ一覧|画像・動画・カルーセルの入稿規定【2026年版】

LinkedIn広告を出そうとすると、まず「どのサイズで作ればいいのか」で手が止まります。横長で作ったら縦長も求められ、カルーセルは正方形、動画は秒数の上限がある。しかも広告の種類によって、画像の考え方そのものが変わります。

LinkedIn広告サイズは、ピクセル寸法を1つ覚えれば済む話ではありません。鍵は「どの広告フォーマットを使うか」です。シングルイメージ・カルーセル・動画・ドキュメントの4つで、入稿する素材の形式がまったく違います。ここを先に押さえると、サイズ一覧が整理して読めます。

この記事では、2026年10月時点のLinkedIn Marketing Solutions公式仕様をもとに、4種類の広告ごとにサイズと入稿規定をまとめました。推奨サイズと最小・最大サイズ、ファイル形式、文字数制限、そしてBtoBで反応を取るための押さえどころまで、入稿でつまずかない情報を整理しています。

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この記事でわかること:

  • LinkedIn広告サイズを左右する4フォーマットの違い
  • シングルイメージ広告の横長・正方形・縦長の推奨サイズと最小・最大
  • カルーセル・動画・ドキュメントそれぞれの入稿規定と文字数制限
  • 縦長画像がモバイルにしか出ない理由と、BtoBでの使いどころ
  • 複数比率・複数フォーマットを1つの設計から効率よく用意する方法

LinkedIn広告サイズは「フォーマット」で決まる

シングルイメージ・カルーセル・動画・ドキュメントの4フォーマットで入稿素材の形が違うことを示した図

最初に全体像を押さえます。LinkedIn広告サイズは、次の4つのどれを使うかで決まります。

フォーマット主な入稿形式BtoBでの役割
シングルイメージ広告1枚の画像(横長・正方形・縦長)フィードで認知・サービス訴求の主力
カルーセル広告正方形カード2〜10枚機能・導入ステップを分割して見せる
動画広告横長・正方形・縦長の動画比較検討層へのストーリー訴求
ドキュメント広告PDF・資料ファイルホワイトペーパーでリード獲得

シングルイメージと動画は「比率ごとに1本の素材」を用意します。カルーセルは「正方形カードを複数枚」、ドキュメントは「資料ファイルそのもの」を入稿します。つまり考えるべき単位がフォーマットごとに違います。

GDN・YDAなど他媒体のディスプレイサイズ体系は広告バナーサイズ一覧で整理しています。LinkedInは完成バナーを寸法別に大量入稿する発想ではなく、「縦横比を3つそろえる」発想に近いのが特徴です。この違いを分けて考えるのが、迷わないコツです。

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シングルイメージ広告のサイズと入稿規定

シングルイメージ広告を横長・正方形・縦長の3つの比率に展開する考え方を示した図

シングルイメージ広告は、LinkedIn広告でもっとも使われる基本フォーマットです。ここでは公式の推奨サイズを比率ごとに見ていきます。

推奨は横長1200×628・正方形1200×1200・縦長720×900

横長1200×628・正方形1200×1200・縦長720×900の3つの推奨サイズを並べて比較した図

LinkedIn公式が示す、比率ごとの推奨サイズと最小・最大サイズは次のとおりです(LinkedIn Marketing Solutions公式)。

比率推奨サイズ(px)最小サイズ(px)最大サイズ(px)
横長 1.91:11,200×628640×3607,680×4,320
正方形 1:11,200×1,200360×3604,320×4,320
縦長 4:5720×900360×6402,430×4,320

ファイル形式はJPG・PNG・GIFで、容量は5MBまでです。アニメーションGIFを使う場合は250フレーム以内に収めます。横幅が401px未満の画像はサムネイル表示になるため、小さすぎる素材は避けます。

まず作るなら、横長1,200×628と正方形1,200×1,200の2つが土台になります。横長はデスクトップとモバイルの両方のフィードに配信され、汎用性が高い比率です。

縦長はモバイルのみ・文字数は150字が目安

縦長の有料アセットがモバイルのみに配信されデスクトップには出ないことを示した図

縦長画像には注意点があります。公式によると、縦長の有料アセットはモバイル端末にしか配信されません。デスクトップでは縦長が出ないため、縦長だけで入稿すると配信面が狭まります。

また、1.91:1の横長画像を縦長の枠に入れると、左右に帯が付きます。帯を避けるため、縦長を使うときは4:5の比率で作るのが公式の推奨です。サムネイルの表示を整えたい場合は、3:2から16:9の比率が推奨されています。

テキストの文字数も決まっています。

  • 広告名: 255文字まで(管理用)
  • 紹介文(本文): 150文字が目安(最大3,000文字・絵文字10個まで)
  • 遷移先URL: 2,000文字まで

紹介文は150文字を超えると途切れやすくなります。LinkedInの読者は仕事中に流し読みすることが多いため、冒頭で結論を伝える短い文が向いています。

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カルーセル広告のサイズ(カードは正方形1080×1080)

正方形1080×1080のカードを2〜10枚、横スクロールで順番に見せるカルーセル広告の図

カルーセル広告は、横スクロールで複数のカードを見せるフォーマットです。機能の紹介や導入ステップのように、順番に伝えたい内容に向いています。

入稿規定は次のとおりです(LinkedIn Marketing Solutions公式)。

項目規定
カード画像サイズ1,080×1,080px以上(推奨)
比率1:1(正方形)
カード枚数2〜10枚
ファイル形式JPG・PNG
容量10MBまで
紹介文255文字まで
カードごとの見出し45文字まで

カードはすべて正方形で統一します。正方形以外をアップロードすると、切り取られて端の要素が欠ける場合があります。カルーセルは静止画のカード専用で、動画カードには対応していません。見出しは1枚あたり45文字と短いため、カードごとに1メッセージへ絞る前提の設計です。

カルーセルの強みは、1つの広告枠で複数の訴求を並べられる点です。BtoBでは「課題→解決策→導入効果→次の一歩」のように、検討の流れをカード順で設計すると読まれやすくなります。

動画広告のサイズと長さ

横長16:9・正方形1:1・縦長9:16の動画比率と推奨15〜30秒の長さを示した図

動画広告は、比率ごとに推奨サイズが分かれます。公式が示す仕様は次のとおりです(LinkedIn公式)。

比率推奨サイズ(px)最小サイズ(px)
横長 16:91,920×1,080 または 1,200×675640×360
正方形 1:1—(最大1,920×1,920)360×360
縦長 4:5720×900360×450
縦長 9:16720×1,280360×640

そのほかの規定は次のとおりです。

  • 容量: 75KB〜500MB
  • 長さ: 3秒〜30分(推奨は15〜30秒。インストリーム動画は最大90秒)
  • ファイル形式: MP4
  • フレームレート: 30fps未満
  • 紹介文: 150文字が目安(最大3,000文字)
  • 見出し: 70文字が目安(最大200文字)

長さは30分まで許容されますが、推奨は15〜30秒です。フィードで流し見される前提では、最初の数秒で要点を見せる構成が有効です。音声なしで再生される場面も多いため、字幕やテロップで内容が伝わるように設計します。

ドキュメント広告のサイズ・ページ数

PDF資料をフィード上でめくって読ませ、リード獲得フォームへつなげるドキュメント広告の図

ドキュメント広告は、PDFや資料ファイルをフィード上で直接めくって読ませるフォーマットです。ホワイトペーパーや導入事例集を配布し、リードを獲得する使い方がBtoBで定番です。

入稿規定は次のとおりです(LinkedIn Marketing Solutions公式)。

項目規定
容量100MBまで
ページ数300ページまで(推奨は10ページ未満)
ファイル形式PPT・PPTX・DOC・DOCX・PDF
添付ファイル数1広告あたり最大5つ
タイトル255文字まで
紹介文150文字が目安(最大600文字)
見出し70文字が目安(最大200文字)

アップロードできる形式はPowerPoint・Word・PDFですが、閲覧者には最終的にPDFとして表示されます。品質を保つなら、最初からPDFで作るのが確実です。リード獲得フォームと組み合わせる場合は、PDFのみ対応になります。

ページ内のリンクは、閲覧者がファイルを保存した後でないと機能しません。動画やアニメーションは静止画として表示されます。フィード内のビューアーには検索機能がないため、公式も短めのページ数を勧めています。資料の冒頭に要点を置く構成が向いています。

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LinkedIn広告の入稿でつまずかないための注意点

縦長はモバイルのみ・文字数は短く・比率違いを複数そろえる、の入稿前チェック3点を並べた図

ここまでのLinkedIn広告サイズの規定を踏まえ、入稿前に確認したいポイントを整理します。

まず、縦長素材はモバイルにしか配信されません。デスクトップにも出したいなら、横長1,200×628か正方形1,200×1,200を必ず用意します。縦長は4:5で作り、1.91:1の素材を縦枠に流用しないようにします。

次に、文字数は短く設計します。紹介文は多くのフォーマットで150文字が目安です。日本語は1文字の情報量が多いぶん、150文字でも十分に伝えられます。要点を冒頭に置き、詳細はリンク先に預ける形が無難です。

最後に、BtoBでは1枚のクリエイティブを当てる難易度が高くなります。意思決定に関わる層へ届ける媒体のぶん、配信面も訴求も絞り込みが必要です。だからこそ、比率違い・訴求違いを複数そろえて検証できる体制が効いてきます。Microsoft系の配信面と組み合わせる場合はMicrosoft広告のオーディエンス広告のサイズ規定もあわせて確認すると、素材の使い回しを設計しやすくなります。

複数比率・複数フォーマットを効率よく用意する方法

1つの元デザインから横長・正方形・縦長など複数の比率へレイアウトを組み替えて自動展開する様子を示した図

ここまで見てきたとおり、LinkedIn広告は「シングルイメージの3比率」「カルーセルの正方形カード」「動画の複数比率」が同時に必要になります。1つの訴求を、フォーマットと比率の数だけ作り分ける構造です。

この作り分けを手作業やデザイナー外注でこなすと、単価と納期がそのまま検証スピードの足かせになります。外注の場合、サイズ展開だけで1枚あたり追加2,000〜5,000円かかるのが一般的です(product.md)。比率違い・フォーマット違いを足していくと、1つの訴求で数十枚規模になります。

ここを圧縮するのが、AIによる自動リサイズです。1つのデザインを各比率へ展開するとき、単純な拡大縮小では文字や被写体が切れてしまいます。比率ごとに、要素の配置や余白をレイアウトから組み替える必要があります。

Taskyのマジックリサイズは、1枚のバナーをもとに、横長1.91:1・正方形1:1・縦長4:5といった各比率へ、レイアウトを再構成しながら自動展開します。アスペクト比に合わせてテキストや余白を組み直すので、比率ごとに作り直したのと同等の仕上がりを保てます。EC・各媒体向けのサイズ展開はAmazon広告の画像サイズやデマンドジェネレーション画像サイズでも触れていますが、考え方は同じです。

さらに、商品URLを入れるだけで最大20パターンを一括生成できるため、訴求違いの検証パターンも短時間でそろいます。費用は月額9,800円で月180枚まで、単価は約45円からです(product.md)。なお、LinkedInへの自動入稿には現時点で対応していません(Meta / Googleは配信実績の取得・分析を提供中)。Taskyが担うのは、入稿前のクリエイティブ制作とサイズ展開です。

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よくある質問

Q1. LinkedIn広告の画像サイズは結局どれを用意すればいいですか?

まずシングルイメージ広告の横長1,200×628と正方形1,200×1,200をそろえます。この2つでデスクトップとモバイルの両方に配信できます。縦長も使うなら4:5の720×900を足します。カルーセルを使う場合は、正方形1,080×1,080のカードを別途用意します。

Q2. LinkedIn広告で縦長画像は使えますか?

使えますが、縦長の有料アセットはモバイル端末にしか配信されません。デスクトップにも出したい場合は横長か正方形が必要です。縦長は4:5で作ります。1.91:1の画像を縦枠に入れると左右に帯が付くため、流用は避けてください。

Q3. カルーセル広告のカードサイズは?

1,080×1,080px以上の正方形(1:1)が推奨です。カードは2〜10枚、ファイル形式はJPG・PNG、容量は10MBまでです。見出しはカードごとに45文字までと短いため、1枚1メッセージで設計します。動画カードには対応していません。

Q4. 動画広告の長さの上限は?

3秒から30分まで対応していますが、推奨は15〜30秒です。インストリーム動画は最大90秒です。形式はMP4、容量は75KB〜500MB、フレームレートは30fps未満です。音声なしで再生される場面に備え、字幕での訴求が有効です。

Q5. ドキュメント広告はどんなファイル形式に対応していますか?

PPT・PPTX・DOC・DOCX・PDFに対応し、100MB・300ページまでアップロードできます。閲覧者にはPDFで表示されるため、最初からPDFで作るのが確実です。リード獲得フォームと組み合わせる場合はPDFのみ対応になります。

まとめ

LinkedIn広告サイズは、フォーマットごとに考え方を分けると整理できます。最後に要点を振り返ります。

  • シングルイメージは横長1,200×628・正方形1,200×1,200が土台。縦長4:5はモバイルのみ配信
  • カルーセルは正方形1,080×1,080のカードを2〜10枚。JPG・PNGのみで動画カードは不可
  • 動画は横長16:9・縦長9:16などに対応し、推奨は15〜30秒・MP4
  • ドキュメント広告はPDF推奨・100MB・300ページまで。ホワイトペーパーでリード獲得に使う
  • 複数比率・複数フォーマットは、1つの設計から自動展開できると検証スピードが上がる

比率とフォーマットを作り分ける作業は、LinkedIn広告で検証回数を縛る一番のボトルネックです。1つの設計から全比率へ展開できれば、入稿準備は一気に軽くなります。まずは無料トライアルで、同じデザインが各比率に展開される様子を試してみてください。