Microsoft広告のオーディエンス広告とは|画像サイズと入稿規定【2026年版】

Microsoft広告でオーディエンス広告を始めようとすると、最初に「どんな画像を、どのサイズで作ればいいのか」で手が止まります。検索広告とは入稿のしくみが違い、サイズも複数。しかも、ふだんのバナーと同じ感覚で文字を入れると審査で落ちます。

Microsoft広告のオーディエンス広告は、Microsoft Audience Networkという配信面に出るネイティブ広告です。記事の一部のように自然になじむのが特徴で、だからこそ「完成したバナー」ではなく「画像・見出し・説明文の部品」を入れて、配信面ごとに自動で組み上げる設計になっています。ここを先に押さえると、サイズ一覧が整理して読めます。

この記事では、2026年10月時点のMicrosoft Advertising公式仕様をもとに、画像サイズ・テキストの文字数・配信面・ターゲティングを整理しました。推奨サイズと最小サイズ、容量の上限、審査で落ちやすいポイントまで、入稿でつまずかないための情報をまとめています。

この記事で扱う複数比率の画像を手作業で揃えるのは手間がかかります。Taskyなら文字の入らないライフスタイル画像を生成し、各比率へワンクリックで展開できます。まずは7日間の無料トライアルでお試しください。

この記事でわかること:

  • オーディエンス広告がどこに、どう表示されるか
  • 画像の推奨サイズ(1200×628)と、残りの比率が自動で埋まるしくみ
  • 比率別の最小サイズと、ファイル形式・容量の上限
  • 見出し・説明文の文字数と、日本語だと上限が半分になる理由
  • 審査で画像が落ちる主な理由と、効率よく画像を用意する方法

Microsoft広告のオーディエンス広告とは

ネイティブ広告がニュース記事面に同じトーンでなじんで表示される様子を示した図

オーディエンス広告は、Microsoft Audience Network(MSAN)に配信されるネイティブ広告です。検索広告のようにキーワードで出るのではなく、年齢・性別・LinkedInの情報・リマーケティングデータといったオーディエンスのシグナルをもとに、Microsoftが表示先を判断します(Microsoft Advertising公式)。

日本では、2022年5月31日から国内のすべての広告代理店・ブランドが検索広告とネイティブ広告を使えるようになりました(Microsoft公式ニュース)。Yahoo!検索と連携する日本では、BingとMSNを入り口に一定の配信ボリュームが見込める面です。

どこに表示されるか(配信面)

配信面が新しいタブ・メール・ニュース面・ゲームの4領域に分かれることを示した図

オーディエンス広告が出る面は、Microsoftの自社サービスとパートナーサイトに分かれます。Microsoftの配信設定では、自社の在庫を次の4領域に整理しています(Microsoft Advertising公式)。

配信面内容
Microsoft Edge新しいタブページのネイティブ枠
Outlook.comメール画面のネイティブ・ディスプレイ枠
MSN / Microsoft Startニュース面のネイティブ・動画枠
ゲームCandy Crushなどのタイトル面

配信先は広告グループ単位で選びます。推奨されるのはネットワーク全体への配信で、絞りたい場合はMicrosoftサイト(Bing・MSN・Outlook.com)だけに限定できます。アカウントやキャンペーンではなく、広告グループで設定する点に注意してください。

検索広告との違いは「部品で入稿する」こと

テキスト中心の検索広告と、部品で入稿して組み上がるオーディエンス広告の違いを対比した図

検索広告が見出しと説明文のテキスト中心なのに対し、オーディエンス広告は画像・見出し・説明文を部品として登録し、配信面に合わせてレスポンシブに組み上がります。GDN・YDAのような完成バナーを寸法ごとに入れる方式とは発想が違います。他媒体のサイズ体系は広告バナーサイズ一覧で整理しているので、あわせて読むと違いが分かります。

TASKY GENERATED生成例の生成例
スキンケア美容液のバナー例パーソナルジムのバナー例新築住宅見学会のバナー例

URLを入れるだけで、この品質のバナーが3案。

7日間無料トライアル。月額9,800円から。

Taskyを見る →

オーディエンス広告の画像サイズ(1枚入れれば自動で広がる)

推奨1,200×628pxの基準画像1枚から複数の比率が自動で切り出される様子を示した図

オーディエンス広告の画像で最初に知っておきたいのは、必須なのは1枚だけということです。Microsoftが「OriginalImage」と呼ぶ基準画像を1枚入れれば、残りの比率は自動で切り出されます(Microsoft Advertising公式)。

  • 推奨サイズ: 1,200×628px(横長1.91:1)
  • 最小サイズ: 703×368px
  • 他の比率を自分で用意しない場合、Microsoftが基準画像をトリミングして自動生成する

まず1,200×628pxを1枚きれいに作る。これがオーディエンス広告の画像づくりの起点になります。各比率を個別に差し替えたいときだけ、追加でアップロードする流れです。

比率別の最小サイズ

1.91:1・1:1・1.2:1など複数の比率フレームと最小寸法を並べて比較した図

配信面に合わせて、オーディエンス広告は複数の比率を使います。公式が示す対応サイズと最小寸法は次のとおりです(Microsoft Advertising公式。バージョン2の値)。

比率種類最小サイズ(px)
基準画像OriginalImage703×368
1.91:1横長300×157
1:1正方形114×114
2.01:1横長ワイド612×304
1.2:1準正方形300×250
2:1横長200×100
1.69:1横長628×372
1.24:1準正方形104×84
1.53:1横長306×200

最小サイズはあくまで下限です。多くの面にきれいに出すには、推奨の1,200×628pxから作り、必要な比率へ余裕をもって展開するのが安全です。

ファイル形式と容量の上限

JPEG・PNG・GIFの形式と最大5MB・幅高さ上限を整理した図

画像の形式と上限もあわせて押さえておきます(Microsoft Advertising公式)。

  • 形式: JPEG / PNG / GIF(アニメーションは不可)
  • 最大ファイルサイズ: 5MB
  • 最大の幅と高さ: 幅2,592px・高さ2,048px(いずれも上限。かつ対応比率を満たす必要がある)

GDN・YDAのように数十KB単位で容量を切り詰める世界ではなく、5MBまで許容されます。そのぶん画質を保ちやすい反面、重い画像をそのまま入れると表示の負荷になるため、Webに適した圧縮はしておきます。

複数比率の画像を1つずつ書き出すのは地味に時間がかかります。Taskyなら1枚の素材から各比率へ自動でレイアウトを組み直して展開できます。無料で7日間試す

見出し・説明文の文字数(日本語は上限が半分)

会社名25文字・見出し30文字・説明文90文字など、テキスト部品ごとの文字数上限を並べた図

オーディエンス広告は画像だけでなく、テキストの部品も登録します。公式の文字数上限は次のとおりです(Microsoft Advertising公式)。

部品本数文字数の上限
会社名(BusinessName)125文字
見出し(Headlines)1〜15本30文字
長い見出し(LongHeadlines)1〜5本90文字
説明文(Descriptions)1〜5本90文字

見出しは最大15本まで登録でき、Microsoftが配信面に合わせて最適な組み合わせを出し分けます。改行は使えず、どの部品も1単語以上が必要です。

日本語(全角)はダブル幅で上限が半分

見出しが英数字30文字に対し日本語では15文字と半分になることをバーの長さで対比した図

ここが日本の運用で見落としやすいポイントです。日本語・中国語・韓国語・絵文字はダブル幅の文字として扱われ、上限が半分になります(Microsoft Advertising公式)。

  • 見出し: 英数字30文字 → 日本語は15文字
  • 説明文: 英数字90文字 → 日本語は45文字

つまり日本語の見出しは15文字。かなり短い枠です。何を言うかを言葉で絞り込む前提で、訴求の優先順位を先に決めておく必要があります。なお、コールトゥアクションのボタン文言はオーディエンス広告では使わず(検索ネットワークのマルチメディア広告の項目です)、第三者計測用のインプレッショントラッキングURLは1広告あたり2つまで設定できます。

画像クリエイティブのルール(文字を入れない)

画像に文字やボタンを載せるのは不承認、文字のない写真的画像はOKという対比を示した図

オーディエンス広告の画像で最も大事なルールは、画像に文字を載せないことです。ネイティブ広告は記事に溶け込む設計なので、バナーではなく写真的な画像を入れます(Microsoft Advertising公式)。

  • バナー調のグラフィックではなく、写真などの画像を入稿する
  • 商品単体より、使用シーンが伝わるライフスタイル画像のほうが効果が出やすい
  • 画像にテキスト・ボタン・ロゴ・CTAを重ねるのはポリシー違反で、不承認の原因になる

もう1つ、レイアウト上の注意があります。一部の配信面では、広告コピーが画像の下部に重なって表示されます。Microsoftが文字を読みやすくするため、画像の下側を暗くしたり明るくしたりすることもあります。重要な被写体やブランド要素を画像の下3分の1に置かないようにすると、意図した見え方を保てます。文字入り画像が審査で弾かれる問題は、画像生成AIで日本語が崩れる原因の背景とも共通します。

ターゲティングの選び方

インマーケット・リマーケティング・類似が日本で有効、LinkedIn職種は日本では対象外というターゲティングの整理図

オーディエンス広告はキーワードでなくオーディエンスで配信するため、誰に当てるかの設定が成果を左右します。Microsoft広告で使える主なターゲティングを整理します。

  • インマーケットオーディエンス: Microsoftが用意する、購買意向のあるユーザー群。自分でリストを作る必要はなく、設定は5分ほどで済む(Microsoft Advertising公式)
  • リマーケティング: UET(ユニバーサルイベントトラッキング)タグを入れておけば、サイト訪問者やコンバージョン済みのユーザーに再配信できる
  • 類似オーディエンス: リマーケティングリストをもとに、似た傾向の新規ユーザーへ広げる
  • LinkedInプロファイルターゲティング: 会社・業界・職種で絞り込める

LinkedInプロファイルターゲティングは強力ですが、対象国がアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・フランス・ドイツに限られます(Microsoft Advertising公式)。2026年10月時点で日本のキャンペーンでは使えないため、日本ではインマーケットとリマーケティングを軸に設計するのが現実的です。EC向けの考え方はAmazon広告の画像サイズやデマンドジェネレーション画像サイズの記事とも通じます。

オーディエンス広告の画像を効率よく用意する方法

1枚の文字なし素材から横長・正方形・準正方形など複数の比率へレイアウトを組み替えて自動展開する様子を示した図

ここまで見てきたとおり、オーディエンス広告は「文字の入らない画像」を「複数比率」で用意する広告です。バナーのように文字で訴求を作り込めないぶん、画像そのものの質と、比率ごとの見え方が成果を決めます。

この2つを手作業やデザイナー外注でこなすと、単価と納期がそのまま検証スピードの足かせになります。外注の場合、サイズ展開だけで1枚あたり追加2,000〜5,000円かかるのが一般的です(product.md)。比率違いを足していくと、1つの訴求で何枚にもふくらみます。

ここを圧縮するのが、AIによる素材生成と自動リサイズです。Taskyは広告に使う画像素材そのものをAIで生成できるので、文字を載せないライフスタイル画像を用意する用途に向いています。さらにマジックリサイズで、1枚の素材を1.91:1・1:1などの各比率へ、レイアウトを組み直しながら展開します。単純な拡大縮小ではなく、比率ごとに被写体や余白を再配置するので、面ごとの見え方を保てます。

費用は月額9,800円で月180枚まで、単価は約45円からです(product.md)。商品URLを入れるだけで最大20パターンを一括生成できるため、訴求違いの検証もまとめて回せます。なお、Microsoft広告への自動入稿・配信連携には現時点で対応していません(Meta / Googleは配信実績の取得・分析を提供中)。Taskyが担うのは、入稿前の画像素材の制作とサイズ展開です。入稿はMicrosoft Advertisingの管理画面で行います。

本記事の内容を実務で試すなら、Taskyの無料トライアルで、登録時に付与される300ポイントを使って画像素材を生成できます。無料で試してみる

よくある質問

Q1. Microsoft広告のオーディエンス広告の画像サイズは結局どれを用意すればいいですか?

まずは推奨の1,200×628pxを1枚、しっかり作るのが起点です。これをOriginalImageとして入れておけば、Microsoftが残りの比率へ自動でトリミングします。特定の比率の見え方を整えたいときだけ、その比率を追加でアップロードします。

Q2. オーディエンス広告の画像の容量やファイル形式は?

形式はJPEG・PNG・GIF(アニメーションは不可)で、最大ファイルサイズは5MBです。幅と高さにもそれぞれ上限があり、いずれも対応する比率を満たす必要があります。GDN・YDAほど容量は厳しくありませんが、Web向けの圧縮はしておくと安全です。

Q3. 画像に文字やロゴを入れてもいいですか?

入れられません。オーディエンス広告はネイティブ広告のため、画像にテキスト・ボタン・ロゴ・CTAを重ねるのはポリシー違反で、不承認の原因になります。ブランドや訴求は、見出し・説明文・会社名のテキスト部品で伝える設計です。

Q4. 見出しや説明文は何文字まで書けますか?

英数字で見出し30文字、説明文90文字が上限です。ただし日本語はダブル幅の文字として扱われ、上限が半分になります。日本語の見出しは15文字、説明文は45文字と短いので、何を言うかを先に絞り込んでおきます。

Q5. 日本でLinkedInの職種ターゲティングは使えますか?

2026年10月時点では使えません。LinkedInプロファイルターゲティングの対象国はアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・フランス・ドイツに限られます。日本ではインマーケットオーディエンスとリマーケティングを軸に設計します。

まとめ

Microsoft広告のオーディエンス広告は、画像・見出し・説明文を部品で入れて配信面ごとに組み上げるネイティブ広告です。最後に要点を振り返ります。

  • 画像は推奨1,200×628pxを1枚入れれば、残りの比率はMicrosoftが自動で切り出す
  • 形式はJPEG・PNG・GIF、容量は最大5MBまで(幅と高さにも上限あり)
  • 見出し・説明文は日本語だと上限が半分(見出し15文字・説明文45文字)
  • 画像に文字・ロゴ・ボタンは載せない。ライフスタイル画像を使い、下部に重要要素を置かない
  • LinkedInの職種ターゲティングは日本では使えない。インマーケットとリマーケティングが軸

文字を載せられないネイティブ広告では、画像素材そのものの質と、比率ごとの作り分けが勝負になります。1枚の素材から各比率へ展開できれば、入稿準備は一気に軽くなります。まずは無料トライアルで、同じ素材が各比率に展開される様子を試してみてください。