毎月バナーを作っていると、1本ずつ外注する手間と費用がだんだん重くなります。そこで候補に上がるのが、月額の定額で頼める「バナー制作のサブスク」です。ただ、ひとくちにサブスクといっても、デザインツールの月額課金から、プロに依頼し放題の定額サービス、AIがまとめて作るものまで、中身はかなり違います。
この記事では、バナー制作サブスクを料金と作り方で整理します。まず主要サービスの月額を早見表で見比べて、次に「自分は毎月何本作るのか」から、どのタイプが合うかを決められるようにします。
この記事でわかること
- バナー制作サブスク主要6サービスの月額・本数上限・対応範囲の早見表
- サブスクが大きく3タイプに分かれること
- 定額制のデザイン代行の料金相場(月3万〜13万円)
- 月に何本作るとサブスクが単発発注より得になるか
バナー制作サブスクの料金比較早見表(主要6サービス)

結論から先に書きます。少しだけ自分で作るならデザインツールのサブスク、プロに丸ごと任せたいなら定額制のデザイン代行が候補です。広告バナーをまとまった数で検証したいなら、広告特化のAI定額が向いています。料金は各社の公式ページと発表情報を2026年10月15日に確認した数字です。
| サービス | タイプ | 月額(最安) | 作る人 | 本数の目安 |
|---|---|---|---|---|
| **Canva Pro** | デザインツール | ¥11,800/年(約¥983/月) | 自分 | 無制限(自作) |
| **Adobe Express** | デザインツール | ¥1,180/月 | 自分 | 無制限(自作) |
| **デザサポ** | 定額デザイン代行 | ¥55,000/月(税込・ライト) | プロ | 依頼し放題(1件ずつ) |
| **サブスククリエイト** | 定額デザイン代行 | ¥50,000/月〜(税別) | プロ | 時間上限なし |
| **バナー制作.jp** | 定額デザイン代行 | ¥100,000/月 | プロ | 最大30本 |
| **Tasky(広告特化AI)** | AI定額 | ¥9,800/月 | AI | 約180枚 |
※ 料金は改定されることがあります。契約前に各公式ページで最新の金額と、税込/税別・最低契約期間を確かめてください。Canva Proは年額、Adobe Expressは月額の表記です。
出典(2026-10-15確認): Canva/Adobe Express/デザサポ/サブスククリエイト(2026年3月発表)/バナー制作.jp(紹介メディア)/Tasky
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バナー制作サブスクは3タイプに分かれる

「バナーを定額で」と考えても、作り方がまったく違う3つのタイプが混ざっています。自分がどれを探しているかを先に決めると、比べる相手が一気に減ります。
1. デザインツールのサブスク(自分で作る)

Canva ProやAdobe Expressのように、月額を払ってツールを使い続けるタイプです。テンプレートに写真と文字を入れて、自分の手で作ります。月¥1,000前後と安く、作れる枚数に上限はありません。そのかわり、デザインも「何を訴求するか」も自分で決めます。本格的に自分で作り込むならPhotoshopもあり、手順はPhotoshopバナーの作り方にまとめています。ツール同士の比べ方はバナー作成ソフト比較で扱っています。
2. 定額制のデザイン代行(プロに作ってもらう)

月額を払うと、プロのデザイナーに依頼し放題で作ってもらえるタイプです。デザサポやサブスククリエイトが代表例で、月3万〜13万円ほど。バナーだけでなくチラシやLP、ロゴまで頼めるサービスが多いです。作業は1件ずつ順番に進むので、同時にたくさんは出てきません。手を動かす作業は離せますが、訴求の方向性は自分から伝える必要があります。
3. AIで作る定額制(設計から任せる)

AIがバナーを作るタイプです。Taskyのように、商品ページのURLを入れると、誰に何を伝えるかの設計からバナー生成までをAIが担います。月¥9,800で約180枚が目安と、1枚あたりの単価が最も低いのが特徴です。プロンプトもデザイン操作もほぼ不要で、配信面ごとのサイズ展開まで自動です。
自分の手で作りたいのか、プロに任せたいのか、設計から自動にしたいのか。この3択を決めるのが、サブスク選びの出発点になります。
定額制のデザイン代行の料金と対応範囲

プロに任せる定額制は、月額だけでなく「どこまで頼めるか」で選びます。バナー専門か、デザイン全般か。1ヶ月で契約できるか、年単位か。主要なサービスを並べます。
デザサポ(印刷からWebまで依頼し放題)

デザサポは、チラシ・名刺・バナー・LPなど幅広いデザインを定額で依頼できるサービスです。プランはライトが月¥55,000(税込)、ミディアムが月¥88,000、プレミアムが月¥132,000です。ミディアム以上は、1ヶ月あたりの制作時間に上限がありません(デザサポ公式)。依頼は1案件ずつ順番に進み、修正回数の制限はありません。最低契約期間はライト以上で12ヶ月です。短期で試したい場合は、3ヶ月のトライアル(月¥66,000)から始める形になります。
サブスククリエイト(デザイン+広告運用まで)

サブスククリエイトは、2026年3月に料金を刷新した定額制サービスです。印刷物中心のライトが月¥50,000、スタンダードが月¥70,000、Web広告運用を1媒体含むプレミアムが月¥90,000(いずれも税別)。追加の広告媒体は1媒体ごとに月¥10,000です(2026年3月発表)。どのプランも作業時間に上限がなく、1ヶ月単位で契約できると案内されています。デザインから配信まで一社にまとめたい場合の候補です。
バナー制作.jp(広告バナーに特化した定額)

バナー制作.jpは、広告バナーに特化した定額プランです。紹介メディアによると、月¥100,000で最大30本までバナーを制作でき、サイズによって料金は変わりません。30本をフルに使うと1本あたり約¥3,300です。単発発注の相場(静止画で1本3,000〜10,000円、product.md)の下限あたりに収まります。毎月まとまった本数のバナーだけを安定して作りたいチームに向いています。
このほかにも、月¥30,000前後でデザインを依頼できるサービス(ドック・オーなど)や、月¥50,000から使える依頼し放題のサービス(デザインプロなど)があります。対応範囲と本数の考え方が一社ずつ違うので、月額だけで比べないのが選ぶときのコツです。
AIで作る定額制(Tasky)との違い

人の定額制が「作業を代わりにやってもらう」のに対し、AIの定額制は「設計から生成までをAIが担う」ところが違います。代表例のTaskyで具体的に見ます。
Taskyは、商品ページのURLを入れると、商材を分析して訴求を組み立て、バナーを生成します。100万件以上の配信結果を学習し、業界や配信面ごとの勝ちパターンをもとにデザインします(product.md)。料金プランはPersonal・Team・Agencyの3段で、月払いでも年契約と同額です。人の定額制とちがうのは、1枚あたりの単価が約¥45〜¥54と低い点です。同じ月額でも、作れる枚数が多くなります。導入事例では、外注費のゼロ化やデザインリソース2人月の削減が報告されています。CPAも外注比1/3に改善した例があります(case-studies.md)。AIツール同士をもっと詳しく比べたい場合はバナー作成AIの比較にまとめています。
一方で、細かなブランド表現やこだわりの1枚は、人のデザイナーのほうが丁寧に仕上げられます。検証用の量産をAIで回し、勝ちパターンが見つかったら人に本制作を頼む、という組み合わせも現実的です。
→ 公式サイト: Tasky
月に何本作るとサブスクが得か(単発発注との損益分岐)

サブスクが得かどうかは、毎月の本数で決まります。少ししか作らないなら単発のほうが安く、たくさん作るほど定額が効いてきます。
単発発注の相場

バナーを1本ずつ頼む場合の相場は、フリーランスで1本3,000〜10,000円、制作会社で10,000〜30,000円です。配信面ごとのサイズ展開は、1サイズあたり追加で2,000〜5,000円かかるのが一般的です(product.md)。サイズ違いを3〜4面そろえると、1デザインでも1万円を超えることは珍しくありません。
損益分岐の目安

たとえば月¥55,000の定額デザイン代行で考えます。単発1本5,000円換算なら月11本、1本1万円換算なら月5〜6本を超えたあたりが損益分岐です。それ以下なら単発、それ以上なら定額が得になりやすい計算です。AIの定額(Tasky 月¥9,800)は約180枚が目安です。サイズ展開まで含めて月10枚以上を検証する段階なら、単価の負担が最も軽くなります。
### 毎月の本数が増えてきたら
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月に10枚以上のバナーを検証し始めると、単発発注では費用も納期も追いつかなくなります。TaskyはURLを入れるだけで、訴求の設計からサイズ展開まで自動。月額¥9,800で約180枚が目安です。無料で7日間試す
バナー制作サブスクの選び方(契約前の4つのチェック)

月額の安さだけで決めると、使い始めてから「思っていたのと違う」となりがちです。契約前に次の4つを確かめてください。
| チェック | 見るところ | 見落としやすいところ |
|---|---|---|
| 本数・時間の上限 | 月に何本(何時間)まで頼めるか | 「依頼し放題」でも1件ずつ順番。同時進行の数には限りがある |
| 対応範囲 | バナーだけか、LP・動画・印刷まで含むか | バナー専門の定額はLPや動画が別料金になることがある |
| 最低契約期間 | 1ヶ月で解約できるか、年単位か | 定額デザイン代行は12ヶ月契約が多く、短期のお試しがしにくい |
| 訴求の設計 | 何を伝えるかを自分で決める必要があるか | ツールも人の代行も、訴求の方向性は発注側が用意するのが基本 |
とくに本数とサイズ展開は、毎月の制作量が増えるほど効いてきます。どの配信面のサイズが必要かはバナーサイズ一覧で先に把握しておくと、見積もりがぶれません。
よくある質問
Q1. バナー制作のサブスクは月額いくらですか?
タイプで変わります。自分で作るツールのサブスクは数百円から、プロに依頼し放題の定額デザイン代行は月3万〜13万円、AIが作る定額は月1万円を切る水準から使えます。冒頭の早見表で、各サービスの月額と本数を横並びで確認できます。
Q2. 定額制のデザイン代行とクラウドソーシングはどちらが安いですか?
毎月の本数で変わります。月に数本ならクラウドソーシングの単発(1本3,000〜10,000円)のほうが安く、月十数本以上まとめて頼むなら定額のほうが1本あたりが下がります。先に「毎月何本作るか」を決めると選びやすくなります。
Q3. バナー制作サブスクとAIツールは何が違いますか?
定額デザイン代行は人のデザイナーが作り、AI定額はAIが設計から生成まで行います。人は細かな表現やこだわりの1枚に強く、AIは1枚あたりの単価が低く枚数を多く作れます。量産して検証するならAI、丁寧な仕上げなら人、という分け方が現実的です。
Q4. サブスクは最低何ヶ月から契約できますか?
サービスによります。定額デザイン代行は12ヶ月契約が多く、短期で試したい場合はトライアルプラン(デザサポは3ヶ月)を使う形になります。デザインツールのサブスクやTaskyの無料トライアル(7日間)は、より短い期間から試せます。
Q5. バナーを毎月30本作るなら、どれを選べばいいですか?
毎月30本を安定して作るなら、本数が決まっている定額デザイン代行か、枚数を多く作れるAI定額が候補です。仕上げの丁寧さを取るなら前者、単価と検証回数を取るなら後者になります。早見表で本数の目安を見比べてください。
## まずは1つ、試してみませんか
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定額が得かどうかは、実際に毎月の本数を当てはめてみないと見えてきません。まずは無料で試せるものから、自社の素材で1本作ってみてください。
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広告バナーをURLだけで量産したいなら、Taskyの7日間無料トライアルで、商品ページのURLを入れて数分で仕上がる流れを試せます(登録3分)。
まとめ:バナー制作サブスクは「毎月の本数」で選ぶ
バナー制作サブスクの選び方をまとめます。
- 少しだけ自分で作る: デザインツールのサブスク(Canva Pro・Adobe Express)
- プロに丸ごと任せる: 定額デザイン代行(デザサポ・サブスククリエイト・バナー制作.jp)
- 設計から量産する: AI定額(Tasky)
月額の安さではなく、毎月何本・どの範囲を作るかで損得が変わります。まず自社の制作量を数えて、早見表に当てはめてみてください。AIツール同士をさらに比べたい場合はバナー作成AIの比較が参考になります。







