バナーを作ろうとして最初に迷うのが「どのバナー作成ソフトを使うか」です。Photoshop、Illustrator、Figma、Canva、そして最近はAIと、選択肢が増えました。それぞれ得意な仕事がちがうので、合わないソフトを選ぶと作業がいつまでも終わりません。
この記事では、バナー作成に使う主要6ソフトを、公式ページで確認した料金と、用途別の向き不向きの2つで比べます。まず下の早見表で候補を絞り、気になるソフトだけ本文で確かめてください。
この記事でわかること
- バナー作成ソフト6つの料金・得意分野・無料枠の早見表
- ソフトが大きく3つのグループに分かれること
- 写真加工・ロゴ・量産など、用途別に選ぶときの基準
- ソフト選びで失敗しやすい3つの落とし穴
バナー作成ソフト比較早見表(主要6ソフト)

結論から書くと、写真の加工や合成が中心ならPhotoshop、ロゴや拡大する素材が多いならIllustrator、チームで共同編集するならFigma、テンプレートで1枚ずつ素早く作るならCanvaかAdobe Express、広告バナーを毎月まとまった枚数作って検証するなら広告特化AIが候補です。料金は各社の公式ページで2026年10月14日に確認した数字を載せています。
| ソフト | 得意な仕事 | 料金(公式・最安) | 無料で試す | 習得の目安 |
|---|---|---|---|---|
| **Canva** | テンプレートで素早く作る | 無料版 ¥0/プロ ¥11,800/年 | 無料版あり | やさしい |
| **Adobe Express** | テンプレート+画像生成 | 無料 ¥0/プレミアム ¥1,180/月 | 無料プランあり | やさしい |
| **Photoshop** | 写真の加工・合成 | ¥3,280/月(単体・税込) | 体験版あり | 時間がかかる |
| **Illustrator** | ロゴ・図形・拡大素材 | ¥3,280/月(単体・税込) | 体験版あり | 時間がかかる |
| **Figma** | チームでの共同編集 | 無料/プロ $16/月〜 | 無料プランあり | ふつう |
| **Tasky(広告特化AI)** | 広告バナーの量産・検証 | ¥9,800/月(約180枚) | 7日間無料 | ほぼ不要 |
※ 料金は改定されることがあります。契約前に各公式ページで最新の金額を確かめてください。Adobeの単体プランは年間プランを月々払いした場合の金額です。FigmaはUSD建てです。
出典(2026-10-14確認): Adobe Creative Cloud/Adobe Express/Figma/Canva/Tasky
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バナー作成ソフトは大きく3つのグループに分かれる

6つのソフトは、AIに任せる範囲と作り方で3つのグループに分けると整理しやすくなります。自分がどのグループを探しているかを決めると、比べる相手が一気に減ります。
1. プロ向けのデザインソフト(Photoshop・Illustrator・Figma) 自由度が高く、思いどおりのデザインを作れます。その分、操作の習得に時間がかかり、何を訴求するかは自分で考える前提です。社内にデザイナーがいる、または凝った表現をしたいチームに向いています。
2. オンラインのテンプレートツール(Canva・Adobe Express) 用意されたテンプレートの写真と文字を差し替えるだけで形になります。インストール不要で、デザイン経験が浅くても手早く仕上げられます。訴求の中身は自分で決めます。
3. 広告に特化したAI(Taskyなど) 商品ページのURLを入れると、誰に何を伝えるかの設計からバナー生成までをAIが行います。プロンプトもデザイン操作もほぼ不要で、配信面ごとのサイズ展開まで自動です。毎月まとまった枚数を検証したい広告運用の現場向きです。
デザインの手を動かしたいのか、テンプレートで早く仕上げたいのか、訴求を考えるところから任せたいのか。この3択を先に決めるのが、ソフト選びの出発点になります。
主要6ソフトの特徴と料金

Canva(テンプレートで整えるデザインツール)

Canvaは、豊富なテンプレートと素材でバナーを作れるオンラインのデザインツールです。日本語のテンプレートが多く、ブラウザだけで完結します。料金は無料版が¥0、Canvaプロが年¥11,800(1人)です(Canva公式)。
テンプレートの写真と文字を差し替えるだけで形になるので、デザイン経験が浅い人でも短時間で仕上げられます。一方で、ピクセル単位の細かい調整や、写真の高度なレタッチには向きません。訴求の中身は自分で考える前提です。Canvaで広告バナーを作る手順はCanvaで広告バナーを作る方法にまとめています。
Adobe Express(テンプレート+Fireflyの画像生成)

Adobe Expressは、テンプレート編集とAdobe Fireflyの画像生成をひとつにまとめたツールです。無料プランがあり、プレミアムプランは月¥1,180で生成クレジットが月250付きます(Adobe公式)。
Canvaに近い使い勝手で、テンプレートから素早く作れます。Fireflyで画像素材をその場で生成できるのが特徴です。Photoshopなどほかのアドビ製品とデータを行き来させたいチームに向いています。
Photoshop(写真の加工・合成に強い)

Photoshopは、写真の補正・合成・レタッチを細かく行えるソフトです。レイヤーで要素ごとに編集でき、商品写真を使った広告バナーの表現力は高いです。料金は単体プランが月¥3,280(税込・年間プランの月々払い)です(Adobe公式)。
ピクセルで画像を扱うため、拡大すると画質が落ちる点には注意が必要です。ロゴやアイコンのように拡大縮小が多い素材はIllustratorが向いています。機能が多く、使いこなすには学習の時間が必要です。
Illustrator(ロゴ・図形・拡大素材に強い)

Illustratorは、ベクター形式で図形やロゴを扱うソフトです。拡大・縮小しても画質が落ちないため、ロゴ・アイコン・イラストを含むバナーに向いています。料金は単体プランが月¥3,280(税込)で、Photoshopと同額です(Adobe公式)。
PhotoshopとIllustratorの両方を使うなら、全アプリが使えるCreative Cloud Proが候補になります。通常は月¥9,080、初めての登録なら最初の12ヶ月は月¥6,810です(Adobe公式)。写真はPhotoshop、ロゴはIllustratorと役割を分けて併用するのが実務では一般的です。
Figma(チームでの共同編集に強い)

Figmaは、ブラウザ上で複数人が同時に編集できるデザインツールです。もともとWebやアプリのUI設計で広く使われていますが、バナーなどのグラフィック制作にも使えます。スターターの無料プランがあり、プロフェッショナルはフルシートで月$16〜です(Figma公式)。
コンポーネントを再利用できるので、サイズ違いのバナーを揃えて管理したいチームに向いています。日本円での表示はなく、料金はUSD建てです。デザインの自由度は高い一方、訴求の中身は自分で設計します。
Tasky(広告バナーに特化したAIエージェント)

Taskyは、商品ページのURLを入れると、AIが商材を分析して訴求を組み立て、バナーを作ります。100万件以上の配信結果を学習していて、業界や配信面ごとの勝ちパターンをもとにデザインします(product.md)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額(β版特別価格) | Personal ¥9,800 / Team ¥30,000 / Agency ¥50,000(月払いも同額) |
| 月間生成目安 | 約180〜1,100枚 |
| 1枚あたり | 約¥45〜¥54 |
| 特徴 | 訴求の自動設計、AI効果予測、マジックリサイズ |
ほかの5ソフトとのちがいは、「何を訴求するか」から任せられる点です。プロンプトもデザイン操作も不要で、Meta・GDN・YDA・LINEなど配信面ごとのサイズ展開も自動で行います(product.md)。導入事例では、外注費のゼロ化、デザインリソース2人月の削減、CPAの外注比1/3への改善が報告されています(case-studies.md)。URLから作る具体的な手順はバナー作成AIで作る手順で実例とともに説明しています。
→ 公式サイト: Tasky
### 月10枚以上のバナー検証をしているなら
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外注で毎月まとまった枚数を作ると、サイズ違いを含めて費用がふくらみます。Taskyは月¥9,800で約180枚が目安です。訴求の組み立てから任せられるので、検証の回数をそのまま増やせます。7日間無料で試す
用途別のおすすめ(バナー作成ソフトの選び方)

ソフトは優劣ではなく用途で選ぶのが基本です。作りたいものと手持ちのスキルに合わせて、次の基準で絞ってください。
写真の加工・合成が中心なら Photoshop

商品写真を切り抜いて合成したり、色味を整えたりする作業が多いなら、Photoshopが最有力です。レイヤーで細かく編集でき、写真を主役にしたバナーの表現力が高いです。ロゴやイラストも扱うなら、Illustratorとの併用を前提に全アプリプランを検討すると無駄がありません。
ロゴや図形、拡大する素材が多いなら Illustrator

ロゴ・アイコン・図版を含むバナーや、大きなサイズに引き伸ばして使う素材が中心なら、ベクターで扱えるIllustratorが向いています。拡大しても画質が落ちないので、サイズ展開のたびに作り直す手間が減ります。
チームで共同編集しながら作るなら Figma

複数人で同時に編集し、コンポーネントを再利用してサイズ違いを揃えたいチームには、Figmaが合っています。無料プランで小規模に始められるのも利点です。写真の加工はPhotoshopに任せ、レイアウトや管理をFigmaで行う分担もよく使われます。
テンプレートで素早く1枚ずつ作るなら Canva・Adobe Express

デザイン経験が浅い、または短時間で仕上げたいなら、テンプレートで作るCanvaかAdobe Expressが現実的です。無料で始められ、学習コストが低いのが強みです。訴求を自分で考えられる人が、費用をおさえて作るときの最初の選択肢になります。
広告バナーを量産して検証するなら 広告特化AI

毎月10枚以上のバナーを作って配信し、勝ちパターンを探す段階に入ったら、プロ向けソフトやテンプレートツールでは手数が足りなくなります。URL入力で訴求設計からサイズ展開まで自動化するTaskyのような広告特化AIなら、検証の回数を増やせます。AIツール同士の比較はバナー作成AIの比較で詳しく扱っています。
バナー作成ソフト選びで失敗しない3つの観点

料金表だけで決めると、使い始めてから後悔しやすいポイントがあります。契約前に次の3つを確認してください。
| 観点 | チェック内容 | 見落としやすいところ |
|---|---|---|
| 習得コスト | 使いこなすまでの学習時間 | PhotoshopやIllustratorは機能が多く、最初の1枚までに時間がかかる |
| サイズ展開 | 配信面ごとのサイズ違いを作れるか | 1080×1080をGDN/Meta向けに作り直す手間。自動展開できると大きく変わる |
| 訴求の設計 | 何を伝えるかを自分で決める必要があるか | ほとんどのソフトは「デザインを整える」までで、訴求は自分で考える |
とくにサイズ展開は、月に何種類もバナーを作るほど負担になります。配信面ごとのサイズはバナーサイズ一覧にまとめているので、どのサイズが必要かを先に把握しておくと見積もりがぶれません。
サイズ展開まで自動にしたいなら: Taskyはマジックリサイズで、1枚作れば配信面ごとのサイズに自動で展開します。トリミングではなく、縦横比に合わせてレイアウトを組み直します(product.md)。7日間無料トライアルで試せます。
よくある質問
Q1. バナー作成に一番おすすめのソフトはどれですか?
目的で決まります。写真の加工が中心ならPhotoshop、ロゴや拡大素材が多いならIllustrator、テンプレートで素早く作るならCanvaかAdobe Express、広告バナーを量産して検証するなら広告特化AIです。冒頭の早見表で、料金と無料で試す方法を横並びで確認できます。
Q2. バナー作成ソフトに無料のものはありますか?
あります。Canvaは無料版、Adobe Expressは無料プラン、Figmaはスターターの無料プランで始められます。PhotoshopやIllustratorには無料プランはありませんが、体験版があります。Taskyは7日間の無料トライアルで全機能を試せます。
Q3. PhotoshopとIllustrator、バナーを作るならどっちがいいですか?
写真を主役にするならPhotoshop、ロゴや図形・拡大する素材が多いならIllustratorです。どちらも使う制作現場が多く、写真はPhotoshop、ロゴはIllustratorと役割を分けて併用するのが一般的です。両方使うなら全アプリのCreative Cloud Proが候補になります。
Q4. 初心者がバナーを作るなら、どのソフトから始めるべきですか?
CanvaかAdobe Expressがおすすめです。どちらもテンプレートが豊富で、写真と文字を差し替えるだけで仕上げられます。無料で始められるので、まず触ってみて物足りなくなったらPhotoshopや広告特化AIを検討する流れが無理のない進め方です。
Q5. CanvaのようなデザインツールとAI広告ツールは何が違いますか?
Canvaは「デザインを整える」ツールで、何を訴求するかは自分で考えます。Taskyのような広告特化AIは、商品ページのURLから「誰に何を伝えるか」の設計まで任せられ、配信面別のサイズ展開も自動です。1枚ずつ丁寧に作るならCanva、量産して検証するなら広告特化AIが向いています。
## まず1枚、作って見比べてください
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比較表で候補を絞ったら、あとは実際に触って決めるのがいちばん早いです。無料で始められるソフトに自社の素材を入れて、同じ条件で1枚ずつ作ってみてください。
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広告バナーをURLだけで量産したいなら、Taskyの7日間無料トライアルで、商品ページのURLを入れて数分で仕上がる流れを試せます。
まとめ:バナー作成ソフトは「何を作りたいか」で選ぶ
2026年版のバナー作成ソフト6つの比較をまとめます。
- 写真の加工・合成: Photoshop(単体 月¥3,280)
- ロゴ・図形・拡大素材: Illustrator(単体 月¥3,280/両方使うなら全アプリ 月¥6,810〜)
- チームで共同編集: Figma(無料プランあり/プロ $16/月〜)
- テンプレートで素早く: Canva(無料版あり)、Adobe Express(無料プランあり・プレミアム月¥1,180)
- 広告バナーの量産・検証: Tasky(月¥9,800〜・約180枚〜・訴求設計から自動)
きれいな1枚を作れるかよりも、必要なサイズをそろえて、月に何パターン検証できるかが広告の成果を左右します。まずは無料で試せるソフトに自社の素材を入れて、同じ条件で作って見比べてください。AIツール同士をもっと詳しく比べたい場合は、バナー作成AIの比較にまとめています。







