楽天のバナー3種類とサイズ規定|店舗画像・RPP・広告の違い【2026年版】
楽天市場で「バナー」を作ろうとすると、サイズの情報がなかなか1つに定まりません。理由ははっきりしています。楽天の「バナー」は、実は役割の違う3種類があるからです。
店舗の中で使う画像、RPP広告、そしてバナー広告。この3つは入稿する場所も規定もまったく別物です。サイズを調べる前に、まず自分が作ろうとしているのがどれかを決める。これがいちばんの近道です。
この記事では、2026年時点の情報をもとに、楽天バナーの3種類をサイズと規定ごとに整理します。どれから作ればいいか迷っている方の判断材料にしてください。
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この記事でわかること:
- 楽天の「バナー」が3種類に分かれる理由と、それぞれの使いどころ
- 店舗の商品画像のサイズと、第1商品画像ガイドライン(文字量の上限・枠線なし)
- RPP広告がバナー画像の広告ではない理由
- バナー広告を出すときの楽天のディスプレイ広告の位置づけ
- 楽天バナーを複数サイズに展開するときの負担と、その減らし方
楽天のバナーは3種類ある — まず切り分ける

楽天で「バナー」と呼ばれるものを、役割ごとに分けると次のようになります。
| 種類 | 置く場所 | 入稿のしかた |
|---|---|---|
| 店舗バナー・商品画像 | 店舗ページ・商品ページ | RMSで画像を登録 |
| RPP広告 | 検索結果の上部 | 商品を選ぶ(画像入稿なし) |
| ディスプレイ広告 | 楽天内のバナー枠 | バナー画像を入稿 |
RMS(Rakuten Merchant Server)は、楽天の出店者が使う管理画面です。店舗バナーや商品画像は、ここから登録します。
3つのうち「バナー画像を作って入稿する」のは、店舗の画像とディスプレイ広告の2つです。RPP広告は仕組みが違います。順番に見ていきます。
店舗バナーと商品画像のサイズ(RMSで使う画像)

いちばん多いのが、この店舗内で使う画像です。店舗トップのメインバナー、特集ページのリンクバナー、商品ページのメイン画像などがこれにあたります。
商品画像の推奨サイズと形式

商品のメイン画像は、正方形で用意するのが基本です。推奨サイズは 640×640px 以上とされています(stockcrew RMSガイド)。小さすぎると拡大表示でぼやけるため、長辺に余裕を持たせておくと安心です。
正確なピクセル上限・容量・ファイル形式は、RMSの登録画面やお知らせで最新値が示されます。古い数値がネット上に残っているので、入稿前に公式の表示を確認してください。
店舗トップや特集ページのバナーは、楽天が枠ごとに推奨サイズを案内しています。こちらもRMSの該当メニューで確認するのが確実です。
第1商品画像ガイドライン — テキスト20%以内・枠線なし

楽天バナーで最も注意が要るのが、この第1商品画像のガイドラインです。第1商品画像とは、商品ページ・検索結果・ランキングで表示されるメイン画像を指します。
楽天は2018年にこの画像の基準を定めました。主な内容は3つです(Impress Watch)。
- テキスト要素は画像の20%以内に抑える
- 枠線を使わない
- 背景は写真背景か単色の白背景のみ(幾何学模様の背景は不可)
セールのあおり文やキャッチコピーを画像いっぱいに入れると、この基準に引っかかります。文字量に上限があるため、言いたいことを1つに絞る設計が必要です。
ガイドライン違反のペナルティ

このガイドラインは、2018年10月以降に推奨から必須へ切り替わりました。2019年1月からは、違反が違反点数の加点対象になっています(Impress Watch)。
違反点数が年間で35点に達すると、7日間のランキング掲載停止や、検索表示順位の低下といった措置があります。見た目を優先して文字を詰め込むと、集客そのものを失う場面が出てきます。基準の具体例はRMS内に加工例として示されているので、迷ったらそちらを見比べてください。
バナーの文字量や余白の考え方は、バナーデザインのコツでも解説しています。
RPP広告はバナー画像ではない — 検索連動の仕組み

「楽天 広告 バナー」で調べてRPP広告にたどり着く方が多いのですが、RPP広告はバナー画像を入稿する広告ではありません。
RPP(Rakuten Promotion Platform)は、楽天市場の検索結果に出る、検索に連動した広告です。利用者が検索したキーワードに合わせて、登録済みの商品名・画像・キャッチコピーが自動で組み合わさって表示されます(トゥルーコンサルティング解説)。
掲載される枠は決まっています。
- PCでは検索結果の上位3枠
- スマホ・アプリでは上位5枠
- 商品情報の上に「PR」と表示される
つまりRPPで使われるのは、すでに登録してある商品画像です。RPP用に別のバナーを作る必要はありません。ここで効くのは、前の章で触れた商品画像の作り込みと、キャッチコピーの質です。
バナー広告を出すなら楽天のディスプレイ広告

はっきりとした「バナー広告」を楽天に出したい場合は、ディスプレイ広告が対象になります。
楽天は2019年12月に、ディスプレイ広告の配信プラットフォームを統合し「RMP-Display Ads」を開始しました(Web担当者Forum)。この中のターゲティングディスプレイ広告(TDA)では、楽天市場内のバナー枠に広告を配信できます。
特徴は次のとおりです(EC のミカタ解説)。
- 表示回数に応じた課金で、低予算から始めやすい
- 配信するセグメントに合わせて、バナーのデザインを自由に作れる
入稿できるバナーの正確なピクセル・容量・形式は、楽天側の数値が公開されていません。出稿時は、RMPの管理画面や楽天広告の案内で最新の仕様を確認してください。
なお、ディスプレイ広告で使う標準的な画像サイズの考え方は、GDNやYDAと共通する部分が多くあります。300×250や728×90といった定番サイズの一覧は、広告バナーサイズ一覧にまとめています(サイズの基準はIABの国際規格がベースです)。合わせて読むと、楽天のバナー枠のサイズ感もつかみやすくなります。
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楽天セールに合わせたバナー運用の考え方

楽天はスーパーSALEやお買い物マラソンなど、大型セールが定期的にあります。このタイミングで店舗バナーや商品画像を一斉に差し替える店舗は多いです。
ただ、ここで注意したいのが第1商品画像のガイドラインです。セールのあおりをメイン画像に大きく入れたくなりますが、文字量の上限は変わりません。セール訴求はサブ画像や、店舗トップの楽天バナーで伝えるのが安全です。
やることを整理すると、こうなります。
- メイン画像(第1商品画像)はガイドライン順守のまま維持する
- セール訴求は店舗バナー・サブ画像・ディスプレイ広告で出す
- セール後は通常版の画像に戻す
セールごとにこの差し替えを手作業でやると、楽天バナーの制作が運用の重荷になりがちです。
楽天のバナーを量産・サイズ展開する方法

楽天バナーがやっかいなのは、1種類のバナーを作って終わりにならない点です。店舗トップ、特集ページ、商品ページ、ディスプレイ広告と、必要な画像の数が積み上がります。
さらにセールのたびに差し替えが入ります。バナーの枚数は、店舗規模が大きいほど増えていきます。
手作業の負担

外注で楽天バナーを1点ずつ作ると、制作費は1点あたり数千円から、サイズ展開の追加でさらにかかります。納期も数営業日が必要です。セール直前の急な差し替えには間に合わないこともあります。
商品数の多い店舗では、この制作と差し替えが毎月続きます。バナーが「作れば終わり」ではなく、運用の負担として残り続けるのはこのためです。
AIで設計から展開まで任せる

この負担を軽くするのが、AIによる楽天バナーの制作です。Tasky は商品ページのURLを入れるだけで、訴求の設計からバナー生成までを自動で進めます。1枚あたり約45円、数分で仕上がります。
マジックリサイズを使えば、1枚のバナーから複数サイズへ自動で展開できます。Yahoo!や楽天など、日本特有の配信面にも対応しています。セールごとの差し替えも、ベース画像を変えて再展開するだけで済みます。
バナーを一から作る手順そのものは、バナー広告とはの記事でも基礎から解説しています。
よくある質問
Q1. 楽天のバナーのサイズはいくつが正解ですか?
1つの正解はありません。作るものが店舗の商品画像か、店舗トップのバナーか、ディスプレイ広告かで変わります。商品のメイン画像は640×640px以上の正方形が推奨です。店舗トップのバナーとディスプレイ広告の枠サイズは、RMSや楽天広告の案内で最新値を確認してください。
Q2. 楽天の商品画像に文字はどれくらい入れられますか?
第1商品画像(メイン画像)は、テキスト要素を画像の20%以内に抑える必要があります。枠線の使用も不可で、背景は写真か単色の白のみです。セールのあおり文などは、サブ画像で伝えるのが安全です。
Q3. RPP広告のバナーは何サイズで作ればいいですか?
RPP広告はバナー画像を入稿する広告ではありません。登録済みの商品名・商品画像・キャッチコピーが、検索に連動して検索結果に自動表示されます。RPP用に新しいバナーを作る必要はなく、商品画像とコピーの質を高めるのが近道です。
Q4. 楽天でバナー広告を出すにはどの広告を使いますか?
楽天市場内のバナー枠に配信するなら、ディスプレイ広告(RMP-Display Ads/ターゲティングディスプレイ広告)が対象です。表示回数に応じた課金で、セグメントに合わせたバナーを配信できます。入稿仕様は出稿時に管理画面で確認してください。
Q5. 商品画像のガイドラインに違反するとどうなりますか?
違反は違反点数の加点対象になります。年間で違反点数が35点に達すると、7日間のランキング掲載停止や検索表示順位の低下といった措置があります。文字の詰め込みで集客を失わないよう、第1商品画像は基準を守って作成してください。
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まとめ — サイズより先に「どの楽天バナーか」を決める
この記事の要点を整理します。
- 楽天のバナーは3種類。店舗バナー・商品画像/RPP広告/ディスプレイ広告で規定が別物
- 商品のメイン画像は640×640px以上の正方形が推奨
- 第1商品画像は文字量に上限・枠線なし・白か写真の背景。違反点数35点でランキング停止の措置
- RPP広告はバナー画像ではない(検索に連動して表示)。新規バナーは不要
- バナー広告はディスプレイ広告(RMP-Display Ads)で出す。標準サイズの考え方はバナーサイズ一覧を参照
楽天バナーは、サイズを調べるより先に「どの楽天か」を決めると迷いません。そのうえで、店舗画像は正方形とガイドライン、広告は標準サイズを押さえる。この順番が結局いちばん速いです。
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