結婚相談所は、いま会員10万人時代の競争市場です。IBJ(日本結婚相談所連盟)の登録会員は2025年8月に10万名を突破しました(IBJ公式)。差がつくのは会員の多さそのものではなく、「この相談所に相談したい」と思わせる訴求設計です。この記事は、結婚相談所広告(婚活広告)で効く訴求5型を成功パターンとして整理し、検討段階別の設計、配信面、NG表現、自社で量産する方法までをまとめます。
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この記事でわかること
- 結婚相談所広告(婚活広告)のゴールと、マッチングアプリ広告との違い
- 会員10万人時代に広告競争が激しくなっている理由
- 入会・無料相談につながる訴求5型(成功パターン)
- 検討段階(ファネル)別に訴求を割り当てる設計
- 成婚率表示・特商法・景表法で気をつけるNG表現と、量産の方法
結婚相談所広告とは|マッチングアプリ広告との違い

結婚相談所広告は、結婚を考える人に「入会」や「無料カウンセリング」を促す広告です。自分で相手を探すマッチングアプリの広告とは、売るものが違います。売るのは出会いの場ではなく「成婚まで伴走する専任サポート」です。
追う数字も変わります。アプリ広告がインストールや登録を集めるのに対し、結婚相談所は無料相談・資料請求・入会と、その1件あたりの獲得単価(CPA)で測ります。アプリ側の設計は マッチングアプリのバナー広告 で解説しています。この記事は、より真剣度の高い層に入会してもらう広告を扱います。
環境の追い風もあります。1年以内に結婚した人の4人に1人は、マッチングアプリで相手と出会っていました(明治安田生命調査、nippon.com)。オンラインで出会うことが当たり前になり、その先の「本気で結婚したい層」が結婚相談所に流れています。だからこそ、アプリとの違い(身元確認・伴走)を1枚で言い切ることが入会率に効きます。
なぜ結婚相談所広告の競争が激しいのか

市場が伸びていて、事業者も増えているからです。結婚相手紹介サービスの市場規模は近年およそ700億円規模で推移しています(波連鎖、民間調査)。婚活サービス経由で結婚した人の割合は15.3%まで伸び、ネット系婚活サービス利用者の結婚割合は45.2%と過去最高を更新しました(リクルートブライダル総研 婚活実態調査2024)。パイが広がる一方で、相談所を選ぶ側の目も肥えています。
会員基盤の勝負|IBJだけで加盟4,500社・会員10万人

最大手の連盟IBJには、全国4,500社を超える結婚相談所が加盟し、登録会員は10万名に達しました(IBJ公式)。同じ会員基盤を共有する相談所が数千あるため、「会員数が多い」という訴求だけでは横並びになります。自社の強みを別の角度から示す必要があります。
成婚実績が積み上がっている

IBJの年間成婚組数は2万組を超え、日本の結婚の4.3%がIBJ経由で生まれています(IBJ プレスリリース)。実績が業界全体で積み上がるほど、広告では「どの実績を・誰に見せるか」の設計が問われます。数字を並べるだけでは、隣の相談所と区別がつきません。
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結婚相談所・婚活広告で効く訴求5型(成功パターン)

入会・無料相談が伸びやすい訴求を5つに整理します。1枚に全部を詰めず、1枚1訴求で作り分けるのが基本です。
①成婚実績・データ訴求

「結婚まで届く」を伝えます。成婚数・成婚までの平均期間・年代別の成婚実績など、公表できる数字を具体的に示します。ただし成婚率は分母の取り方で数値が変わるため、扱いに注意が必要です(後述)。実績は盛らず、事実の範囲で使います。
②会員数・出会いの母数訴求

「出会える相手の多さ」を伝えます。連盟全体の会員数や、自社会員の年代・エリア構成を示します。IBJのような大手連盟に加盟していれば、10万人規模の会員基盤を訴求できます(IBJ公式)。母数の大きさは、比較検討層への安心材料になります。
③専任カウンセラー・伴走サポート訴求

「一人で頑張らなくていい」を伝えます。専任カウンセラーによるお見合い調整・交際サポート・成婚までの伴走は、アプリとの最大の違いです。婚活が初めての人や、アプリで疲れた人に効きます。担当者の顔や声が見えると、相談のハードルが下がります。
④安心・身元確認訴求

「本気の人だけが集まる」を伝えます。入会時に独身証明書・収入証明・学歴証明の提出を求める相談所が多く、これはアプリにない信頼の担保です。「身元がはっきりした相手とだけ会える」という安心は、真剣層に強く刺さる訴求です。
⑤無料相談・はじめやすさ訴求

「まず話を聞くだけでいい」を伝えます。無料カウンセリング・資料請求・オンライン面談など、入口を軽くする提示です。いきなり入会を迫らず、まず相談から始められることを示します。①〜④と組み合わせ、動いていない潜在層の一歩目を軽くします。
検討段階(ファネル)別に訴求を設計する

同じ相手でも、検討段階が変われば刺さる言葉は変わります。まだ迷っている人に成婚データを見せても早く、入会直前の人に世界観だけを語っても足りません。段階ごとに訴求を割り当てます。
| 検討段階 | 相手の状態 | 伝えること | 主な訴求型 |
|---|---|---|---|
| 結婚を意識し始めた | 婚活はまだ始めていない | 気づき・情報収集の入口 | ⑤無料相談・はじめやすさ |
| 手段を探している | アプリか相談所か比較中 | 相談所ならではの安心・母数 | ②会員数/④身元確認 |
| 相談所を比較中 | 複数の相談所を検討 | 差分・信頼・成果の提示 | ①成婚実績/③伴走サポート |
| 入会直前 | 費用や続けられるか不安 | 不安解消・行動の後押し | ③サポート/⑤無料相談 |
この考え方は、Taskyの設計エンジン(DCM)が使うファネルと同じ枠組みです。訴求と検討段階の掛け合わせでマス目をつくり、マス目ごとに1枚を作ると、後で「どの層のどの訴求が入会に効いたか」を振り返れます。バナーの基本は バナー広告とは にまとめています。
配信面とサイズ|無料相談につなげる導線

検索・ディスプレイ・SNSを組み合わせて設計します。クリックの先は、無料相談の予約フォームや資料請求ページにつなぎます。
顕在層は「結婚相談所 おすすめ」などの検索から、潜在層はディスプレイやSNSから捉えます。Googleディスプレイ広告で一般的な画像サイズは、横長の1200×628と正方形の1200×1200です(Google広告公式)。まずこの2サイズを用意すれば、多くの配信面をカバーできます。主要サイズの一覧は 広告バナーサイズ完全ガイド にまとめています。
Meta(Instagram / Facebook)は、30代以上の結婚を意識する層に届きやすく、伴走サポートや成婚ストーリーを見せるのに向きます。③サポート訴求や①成婚実績訴求と相性の良い面です。なお、媒体によっては婚活・出会い関連の広告に審査基準やターゲティング制限があるため、配信前に各媒体のポリシーを確認します。
やってはいけないNG表現(成婚率・特商法・景表法)

結婚相手紹介サービスの広告には、他業種より厳しい表示ルールがあります。結婚相手紹介サービスは特定商取引法の「特定継続的役務提供」に指定されており、誇大広告が禁止されています。加えて景品表示法が、実際より著しく優良・有利だと誤認させる表示(優良誤認・有利誤認)を禁じています(消費者庁)。次のような作り方は避けます。
- 「成婚率」の分母をぼかす:成婚率は、分母を全会員にするか、退会者にするか、在籍会員にするかで数値が大きく変わります(結婚相談所比較ネット)。分母を示さずに高い数字だけを見せると、優良誤認のおそれがあります。「成婚率No.1」を掲げるなら、客観的な調査根拠と算出方法をセットで示します。
- 「必ず結婚できる」などの断定:成果を保証する表現は、景表法の優良誤認にあたるおそれがあります。
- 会員数・成婚数の誇張や古い数字の使い回し:特商法の誇大広告規制の対象です。実数と更新状況に合わせます。
- 他社を下げる比較:優劣ではなく、自社の強み(成婚実績・サポート・安心)で選ばれる設計にします。
広告のコピーと、入会後に受けられる実際のサービスを揃えることが、遠回りに見えて入会単価の改善につながります。
TaskyでURLから結婚相談所広告を量産する

訴求5型 × 検討段階で作り分けると、必要な枚数はすぐ数十枚規模になります。外注で回すと1枚5,000〜30,000円かかり、費用も納期も現実的ではありません(Tasky product.md)。
Taskyは、自社サイトのURLを入れるだけで、AIが「誰に・何を・どの訴求で」を設計し、バナーを生成します。ボタンひとつで最大20パターンを一括生成でき、制作単価は約45円〜です(Tasky product.md)。1枚つくれば、マジックリサイズで検索・ディスプレイ・SNSの各サイズに自動展開できます。
生成物はすべて設計座標(誰に・どの訴求で)を持つため、配信後に「比較検討層向けの成婚実績訴求が入会に効いた」という単位で振り返れます。制作を内製化した企業では、CPAが外注比で1/3に改善した事例もあります(Tasky case-studies)。料金は月額9,800円〜、月180枚以上が目安です(Tasky product.md)。
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よくある質問
Q1. 結婚相談所広告とマッチングアプリ広告は何が違いますか?
売るものと評価軸が違います。マッチングアプリ広告は出会いの場への登録を集め、インストールや登録数で測ります。結婚相談所の広告は「無料相談・入会」を促し、その獲得単価(CPA)で測ります。専任カウンセラーの伴走や身元確認という、アプリにない価値を1枚で言い切るのがポイントです。
Q2. 「成婚率No.1」と広告に書いても大丈夫ですか?
書くなら客観的な根拠が必要です。成婚率は分母を全会員・退会者・在籍会員のどれにするかで数値が変わります(結婚相談所比較ネット)。算出方法を示さずに数字だけを見せると、景品表示法の優良誤認にあたるおそれがあります。No.1表示は、第三者調査の根拠と算出の前提をセットで明記してください。
Q3. 会員数の少ない相談所でも広告で戦えますか?
戦えます。大手が会員数で訴求するのに対し、小規模な相談所は「専任カウンセラーの手厚さ」や「特定の年代・エリアへの強さ」で差別化できます。③伴走サポート訴求や④安心・身元確認訴求が軸になります。誰に向けた相談所かを一言で示すと、その層に「自分向け」と伝わります。
Q4. 結婚相談所広告の費用はどれくらいかかりますか?
制作費と配信費に分かれます。制作費は外注だと1枚5,000〜30,000円ですが、Taskyなら約45円〜・月額9,800円〜で量産できます(Tasky product.md)。配信費は媒体や期間で変わるため、まず少額から検証し、無料相談につながった訴求に予算を寄せるのがおすすめです。
まとめ
- 結婚相談所広告は「無料相談・入会」を促す広告。マッチングアプリ広告とは売るものと評価軸が違う
- IBJだけで加盟4,500社・会員10万人。母数訴求は横並びになりやすく、訴求設計の巧拙が入会数を左右する
- 婚活サービス経由の結婚は15.3%まで拡大。アプリ疲れの真剣層が相談所に流れており、身元確認・伴走が差別化になる
- 訴求5型(成婚実績/会員数/伴走サポート/安心・身元確認/無料相談)を1枚1訴求で作り分け、検討段階に割り当てる
- 成婚率は分母を明記し、特商法・景表法の誇大広告を避ける。広告と実サービスを揃える
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