広告の素材サイト8選|商用利用・人物写真・AI生成の落とし穴【2026年版】
広告のバナーを作るとき、写真やイラストをどこから持ってくるか。無料の素材サイトも有料のストックフォトも数多くありますが、広告で使うとなると「商用利用できるか」だけでは足りません。使っていい範囲は、サイトごとに1つずつ違います。
無料と書いてあっても、素材をそのまま売るのは禁止だったり、人物写真には別の許可が要ったり。知らずに使うと、配信したあとに差し替えや取り下げになることもあります。広告は人目に触れる量が多いぶん、個人のブログより条件がシビアです。
この記事では、広告に使える素材サイトを無料4つ・有料4つに分けて、商用利用の条件・クレジットの要否・人物写真の注意点を公式規約ベースで整理しました。最近増えているAI生成素材が広告に使って安全かどうかも、権利の観点から見ていきます。
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この記事でわかること:
- 広告で素材を使う前に確認する3点(商用利用の範囲・人物の肖像権・エディトリアル素材)
- 無料の素材サイト4つの、使える条件と落とし穴
- 有料ストックフォト4つを、ライセンスの違いで選ぶ基準
- AI生成素材が広告に使って安全かどうか(権利と補償の観点)
- 素材を「探す」のではなく「広告ごと作る」という選択肢
広告で素材を使う前に確認する3つのこと

素材サイトを比べる前に、広告ならではの確認点が3つあります。ここを外すと、どのサイトを選んでも事故につながります。
「商用利用OK」でも素材の単体販売やAI学習は禁止

広告の構成要素として使うぶんには、ほぼどの素材サイトでも認められています。ただし「素材そのものを商品として売る」「素材をAIの学習データに使う」といった利用は、別に禁止されていることがあります。
たとえば写真ACは、写真をそのまま、または加工して単独の商品として販売・配布することと、AIの開発・学習用データに使うことを規約で禁止しています(写真AC利用規約)。広告に使うだけなら問題ありませんが、規約の禁止事項には一度目を通しておくと安全です。
人物が写った素材は肖像権とモデルリリースを確認する

人物の写真を広告に使うときは、被写体の許可(モデルリリース)が取れているかが大切です。写真ACは、人物が特定できる写真を、その人の評判を落とす形や、商品・サービスの推奨者として見せる形で使うことを禁止しています(写真AC利用規約)。
無料サイトの人物素材は、この許可の有無がはっきりしないものもあります。人物を主役にした広告ほど、素材選びは慎重にした方がいいです。
「エディトリアル」と書かれた素材は広告に使えない

有料のストックフォトには、報道・編集用途に限定された「エディトリアル」素材があります。Adobe Stockでは、エディトリアル素材は広告やプロモーションには使えず、拡張ライセンスを取っても、権利者や写っている人・物の許可がなければ商用利用できないとされています(Adobe Stock ライセンス規約)。
有名人・イベント・ブランドロゴが写った素材に多いので、広告用に探すときは「エディトリアル専用」の表示に注意します。
無料の素材サイト4つ|商用利用の条件と落とし穴

まずは無料で使える代表的な素材サイトを4つ。どれも広告に使えますが、クレジット表記の要否と、やってはいけないことが少しずつ違います。
写真AC|商用利用・クレジット不要、ただし枚数と単体販売に制限

写真ACは、個人・法人・商用を問わず無料で使え、ダウンロードした写真にクレジット表記は求められません(写真AC利用規約)。日本人のモデルや日本の生活シーンの写真が多く、国内向けの広告で使いやすいのが特徴です。
ただし無料会員には制限があります。ダウンロードは1日10点未満、キーワード検索は1日4回まで、AI検索は1日3回までとされています(写真AC利用規約)。枚数を多く使うなら、有料会員が現実的です。
いらすとや|21点以上を使う商用デザインは有償

いらすとやは、個人・法人・商用・非商用を問わず無料で使えます(いらすとや利用規定)。ただし、1つの商用デザインで素材を21点以上使う場合は有償となり、問い合わせが必要です(いらすとや利用規定)。
親しみやすい絵柄で説明系の広告と相性がいい一方、素材を主体にしたコンテンツや商品の再配布・販売は禁止されています。点数を多く使うバナーセットでは、上限に注意します。
Unsplash・Pixabay|クレジット不要でも商標と人物に注意

UnsplashとPixabayは、海外の写真が豊富な無料の素材サイトです。どちらも商用利用でき、作者へのクレジット表記は必須ではありません(Unsplashライセンス/Pixabayコンテンツライセンス)。
ただしUnsplashは、画像を大きく加工せずそのまま販売することと、画像を集めて競合する類似サービスを作ることを禁止しています(Unsplashライセンス)。Pixabayは、商標・ロゴ・ブランドが写った素材を、商品やサービスの商用目的で使うことを禁止しています(Pixabayコンテンツライセンス)。海外の人物素材は日本の広告だと浮きやすい面もあるので、用途を選んで使います。
無料素材は条件の確認に手間がかかります。Taskyなら素材探しから離れて、商品URLを入れるだけで広告に使う画像素材そのものをAIで生成できます。1枚あたり約45円〜、数分で複数パターンが揃います(Tasky)。
有料ストックフォト4つ|ライセンスの違いで選ぶ

有料のストックフォトは写真の幅や品質で選びがちですが、広告では「ライセンスの種類」で選ぶのが先です。使う部数や用途で、必要なライセンスが変わります。
Adobe Stock|標準ライセンスは50万部まで

Adobe Stockの標準ライセンスは、あらゆる媒体で最大50万部までの複製を認めています(Adobe Stock ライセンス規約)。Webやソーシャルメディアへの掲載は閲覧数の制限なく使えますが、メールやモバイル広告などで想定視聴者が50万を超える場合は、拡張ライセンスが必要です(Adobe Stock ライセンス規約)。
大規模なキャンペーンを打つなら、標準ライセンスの範囲を先に確認しておきます。素材ファイルをそのまま配布することは、どのライセンスでも禁止されています。
PIXTA|日本の人物・シーンの素材が探しやすい

PIXTA(ピクスタ)は日本の素材に強い国内のストックフォトで、日本人のモデルや日本の街並み・ビジネスシーンを探しやすいのが特徴です。定額制と単品購入が選べ、国内向けの広告で「日本らしさ」を出したいときに向いています。
ロイヤリティフリーの素材でも、人物や建物の扱いに制限が残ることがあります。素材ページの利用条件を、使う前に確認します。
Shutterstock・iStock|海外素材の幅と、補償の手厚さ

Shutterstockは海外の素材数が豊富な大手で、定額制と単品購入の両方に対応します。iStockはGetty Images系のサービスです。Getty Imagesは、ライセンス済みのコンテンツだけで学習した生成AIも提供し、生成画像に1点あたり最大5万米ドルまでの法的保護が自動で付くとしています(Getty Images公式)。
海外の素材を幅広く使いたい、あるいは法的な安心を重視するなら、この2つが候補になります。
AI生成素材という選択肢|商用安全性で選ぶ

最近は、素材を探す代わりにAIで生成する選択肢も増えました。ただし「AIで作ったから自由に使える」とは限りません。どのツールで作ったかで、商用の安全性が変わります。
Adobe Firefly・Getty生成AI|学習データがクリーンで補償もある

AI生成素材を広告で使うなら、学習データがクリーンなツールを選ぶのが基本です。Adobe Fireflyは、Adobe Stockの素材と著作権の切れたパブリックドメインのコンテンツで学習し、商用利用を前提に設計されたとしています(Adobe Firefly 製品概要)。企業向けには、生成物に関する知的財産の補償も用意されています(適格な契約が条件。Adobe Firefly 製品概要)。
Getty Imagesの生成AIも、ライセンス済みのコンテンツだけで学習し、特定できる人物やロゴを含まないとしています(Getty Images公式)。素材サイト発の生成AIは、権利の面で設計が明確なのが強みです。
日本の著作権|生成物も「似ていれば」侵害になりうる

AIで作った画像でも、既存の著作物に似ていて、かつそれを参考にして作られた(依拠性がある)と判断されれば、著作権侵害になりえます。文化庁は2024年3月に「AIと著作権に関する考え方について」をまとめ、生成物の利用段階でも既存著作物との類似性・依拠性に注意が必要だと整理しています(文化庁)。
特定のキャラクターや有名な作品に寄せた生成は、広告では避けるのが安全です。
素材を「探す」より「広告ごと作る」という選択
素材サイトを使いこなすには、商用利用の範囲・クレジット・人物・ライセンスを、サイトごとに確認し続ける必要があります。素材を探して、組み合わせて、サイズを合わせて、という作業は、広告の本数が増えるほど重くなります。
ここで発想を変える手もあります。素材を「探す」のではなく、広告そのものを「作る」。Taskyは商品ページのURLを入れるだけで、誰に・何を・どう伝えるかの設計から、バナーの生成、画像素材の生成までを一度に行います(Tasky)。素材の権利確認に悩む前に、広告に必要な画像をその場で用意できます。
- 1枚あたり約45円〜、数分で複数パターンを生成(Tasky)
- 広告バナーのサイズ一覧に合わせて、マジックリサイズで各配信面へ自動展開(Tasky)
- 日本の業界・配信面に合わせたスタイルで生成(Tasky)
手作業で素材を組む工程は、Figmaでのバナーの作り方やAIでのバナー作成も参考になります。用途に応じて、素材サイト・手作業・AI生成を組み合わせるのが現実的です。
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よくある質問
Q1. 広告に使える無料の素材サイトはどこですか?
写真AC・いらすとや・Unsplash・Pixabayは、いずれも商用利用に対応した無料の素材サイトです。ただし写真ACは1日のダウンロード点数、いらすとやは1デザインで21点以上の有償化など、無料で使える範囲に条件があります。各サイトの利用規約で禁止事項を確認してから使ってください。
Q2. 素材を広告で使うとき、クレジット表記は必要ですか?
写真AC・Unsplash・Pixabayは、ダウンロードした素材にクレジット表記を求めていません(各ライセンス)。表記が推奨されるサイトもありますが、必須ではないことが多いです。ただし規約は変わることがあるので、使う時点での規約を確認するのが安全です。
Q3. 人物が写った素材を広告に使っても大丈夫ですか?
被写体の許可(モデルリリース)が取れている素材かどうかの確認が必要です。写真ACは、人物を商品・サービスの推奨者のように見せる使い方を禁止しています。有料サイトの「エディトリアル」素材は、広告には使えません。人物を使う広告ほど、素材の利用条件をよく読んでください。
Q4. AIで生成した画像を広告の素材に使っても著作権は大丈夫ですか?
学習データがクリーンなツール(Adobe Firefly、Getty生成AIなど)を選べば、商用のリスクは下げられます。ただし、既存の著作物に似ていて依拠性があると判断されれば、生成物でも侵害になりえます(文化庁)。特定のキャラクターや作品に寄せた生成は避けてください。
まとめ
広告に使う素材は、「無料か有料か」より「使っていい範囲」で選びます。
- 無料サイト(写真AC・いらすとや・Unsplash・Pixabay)は、単体販売・AI学習・商標の扱いなど、禁止事項を規約で確認する
- 有料サイトは、ライセンスの種類(標準・拡張・エディトリアル)で選ぶ。広告の部数と用途で必要なライセンスが変わる
- 人物素材は、肖像権とモデルリリースを必ず確認する
- AI生成素材は、学習データがクリーンなツールを選び、依拠性・類似性に注意する
素材を探す手間そのものを減らすなら、広告ごと生成するアプローチも選択肢になります。まずは手元の商品URLで、7日間無料トライアルから試してみてください。







